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Department of Earth and Planetary Sciences
Faculty of Science, Kyushu University
-Last updated on 2/1/2017- photo by R.K.

What's News

Recent Research
黒潮続流の暖水渦が低気圧中心のメソスケール構造を変える?:CCBを介した潜熱加熱のフィードバックの強化
遠隔海域の海水温が台風の強度や進路を変える!?:水蒸気コンベアベルトの断裂と台風発達の抑制
なぜ南岸低気圧は暖流上で急発達するのか?:寒冷コンベアベルト(CCB)を介した潜熱加熱のフィードバック
台風を発達させる水蒸気は一体どこから来るのか?:台風のロスビー波応答と水蒸気コンベアベルト
台風と太平洋高気圧とのスケール間相互作用:梅雨末期の大雨をもたらす?
黒潮大蛇行が冬季の温帯低気圧の発達経路を変える!?
日本周辺の爆弾低気圧活動を規定する冬季モンスーン変動と中緯度海面水温フロント
冬季東アジアモンスーンの変動要因を探る [極域・寒冷域研究連絡会] (PDF)

Selected Papers (running title)
Cyclone's mesoscale structure and midlatitude SST, J. Geophys. Res., 121, doi:10.1002/2015JD024391
Remote ocean SST and tropical cyclone intensity, Clim. Dyn., doi:10.1007/s00382-015-2859-8
Extratropical cyclones and cold conveyor belt (CCB), Mon. Wea. Rev., 143, doi:10.1175/MWR-D-15-0016.1
Typhoons and moisture conveyor belt (MCB), J. Geophys. Res., 119, doi:10.1002/2014JD021999
Typhoons and the North Pacific subtropical high, J. Geophys. Res., 119, doi:10.1002/2013JD021430
Kuroshio meander and cyclone activity, Geophys. Res. Lett., 40, doi:10.1002/grl.50546
Winter monsoon, SST front and explosive cyclones, SOLA, 9, 1-4, 2013.
ENSO and the self-organizing map, J. Geophys. Res., 115, D19125, 2010.
Explosively developing cyclones, J. Geophys. Res., 114, D13110, 2009.
East Asian winter monsoon and ENSO, J. Geophys. Res., 114, D06105, 2009.

Books
気候系のhot spot:中緯度大気海洋相互作用の最前線(日本気象学会-出版予定)
気候変動の事典(朝倉書店-出版予定)
自然地理学事典(朝倉書店Web)
人工降雨・降雪研究の最前線(日本気象学会)
風の事典(紀伊国屋書店Web)
自然と経済から見つめる北東アジアの環境(紀伊国屋書店Web)
気象ハンドブック(第3版)(朝倉書店Web)
モンスーン研究の最前線(日本気象学会)
気候変動と水災害 -熱帯域での変動と日本への影響-

Book Reviews
「天気」本だな『異常気象と気候変動についてわかっていることいないこと』(ベレ出版)

Our Laboratory

About Us
気象学・気候力学への招待(英語版)
研究室紹介(Welcome to MCDL!)
気象の教室
雲の図鑑
研究室配属説明会資料( MCDL1 & MCDL2 : 学科3年生対象)

Topics
■中小規模現象(Meso- and Micro-scale systems)
 日本におけるダウンバースト発生の環境場 -バーティカル・トータルズ指数と最小地表リフティド指数-
 日本における竜巻発生の環境場 -新しいシビアストーム・パラメータ(KHI)の提案-
 フェーンブレイクとは何か?
 中部日本の光化学オキシダントの日変化と熱的局地循環
 瀬戸内海のGPS可降水量の日変化と熱的局地循環
 北海道のGPS可降水量の日変化
 中部日本のGPS可降水量の日変化
 東海豪雨時のGPS可降水量分布
 熱雷発生近傍におけるGPSラジオゾンデ高層気象観測
 ヒートアイランド現象と海陸風循環
 北陸地域における冬季雷の傾向と落雷発生環境 -ショワルター安定指数(SSI)の修正版-
 冬季日本海で発生するメソ対流系
■総観規模現象(Synoptic-scale systems)
 アジアモンスーン循環に変調をもたらす熱帯低気圧の遠隔影響(PDF)
 ベンガル湾のサイクロンの遠隔応答と遠隔強制
 台風の遠隔強制
 非静力学大気海洋結合モデルによる爆弾低気圧の再現実験(PDF)
 2013年3月2日に道東地方に暴風雪被害をもたらした爆弾低気圧の数値シミュレーション
 日本海側の大雪と爆弾低気圧活動 -亜寒帯テレコネクション型と亜熱帯テレコネクション型-
 盛夏期の北陸地方で発生するフェーン(熱帯低気圧型と温帯低気圧型)
 1999年夏季北陸地方で観測されたフェーンの異常持続
■大規模現象及び気候変動(Large-scale systems & Climate systems)
 インドシナ半島の植生改変がもたらすモンスーン気候の変化
 日本におけるGPS可降水量の季節変化の特異性 -GPS可降水量の変化率から梅雨入りを定義する-
 同位体循環モデルから捉える梅雨の降水起源
 平成18年豪雪の原因は何か?(報告書PDF)(学会誌「雪氷」論文
 猛暑発生の力学プロセスを探る(PDF)
 東アジア夏季の異常気象に関連する遠隔伝播パターンの動態 -テレコネクション・インデックス-
 ENSO-モンスーン結合が気候モデルで再現(PDF)
 モンスーンに及ぼすENSOの赤道対称インパクト
 アジア夏季モンスーンのオンセットのメカニズム
 マイクロ波放射計から観測された全球可降水量分布
 降雪の季節推移にみられる長期変化
 過去40年間の冬季気温・降雪量変動
 夏季の気温変動とフェーン発生頻度

Member

Staff Members
MCDLスタッフ&メンバー
新ほわっつにゅ~?(MCDLよもやま情報)
Prof. Kawamuraのプロフィール(researchmap)
先輩からのメッセージ
卒業生の進学・就職
イベント風景・アルバム(FY2012-)

Laboratory History
研究室沿革(FY1965-)
研究室OG/OB(FY2012-)
 (対流圏科学分野:FY1996-FY2011)
 (川村研:FY1999-FY2011)
旧ほわっつにゅ~?
 (川村研:FY2001-FY2011)
掲示板

Event

Yearly Schedule 2016

04.07   Q大入学式
05.18-21 日本気象学会春季大会(東京)
05.22-26 日本地球惑星連合2016年度連合大会(幕張)
08.06   Q大オープンキャンパス
08.23-24 理学府地球惑星科学専攻修士課程一般入試
09.03-04 気候システム研究集会2016(長崎)
10.26-28 日本気象学会秋季大会(名古屋)
11.08-10 異常気象研究会(京都)
11.18-21 Q大祭
11.18-19 博士学位請求論文発表会
12.03   理学府地球惑星科学専攻修士課程自己推薦入試
01.20   B4特別研究発表会
01.23-24 M2修士論文発表会
02.08   修論・卒論提出
03.??   FR育成プログラム全体研究報告会
03.24   Q大学位記授与式

Advisory Panel
異常気象分析検討会(気象庁)

Scientific Meetings
Asia Oceania Geosciences Society (AOGS)
日本気象学会2016年度秋季大会(名古屋)
日本気象学会九州支部発表会
異常気象研究会(京都)
台風研究会(京都)
非静力学モデルに関するワークショップ(札幌)
気候システム研究集会(CSRA) 【設立趣旨】 【2014福岡】 【2015鹿児島】 【2016長崎】
爆弾低気圧がもたらす気象・海象災害の軽減に係るワークショップ(九大)【プログラム】
モンスーン・熱帯気象研究の新たなブレイクスルーを目指して-村上多喜雄先生追悼特別セッション-【専門分科会報告】
急発達する低気圧の実態・予測・災害軽減に関する研究集会【研究会報告】
「気候系のhot spot」一般公開シンポジウム(東京)【プログラム】
「激甚化する台風・爆弾低気圧起源の災害ハザード予測研究」ワークショップ2016(九大)【プログラム】
Cyclone and Storm Workshop「低気圧と暴風雨に係るワークショップ2017」(九大)【プログラム】

Information

Project

KAKEN
激甚化する台風・爆弾低気圧起源の災害ハザード予測研究(FY2016-FY2019)
台風の発達・維持に関する新たなフィードバック仮説の構築と検証(FY2015-FY2016)
爆弾低気圧がもたらす気象・海象災害の軽減に関する総合的研究(FY2013-FY2015)(終了)
気候系のhot spot: 熱帯と寒帯が近接するモンスーンアジアの大気海洋結合変動(FY2010-FY2014)(終了)
日本近海の爆弾低気圧活動の変動機構と気象・海象災害発生プロセスの研究(終了)
データレスキューによる20世紀におけるアジアモンスーン気候の復元(終了)

Other Projects
JAMSTEC 地球シミュレータ課題「海洋の渦・前線とそれらが生み出す大気海洋現象の解明」(FY2016-)
高低差4,000m富山環境プロジェクト(FY2009-FY2013)(終了)
科学技術振興調整費「渇水対策のための人工降雨・降雪に関する総合的研究」(終了)
JRA-25長期再解析プロジェクト(終了)
CREST「熱帯モンスーンアジアにおける降水変動が熱帯林の水循環・生態系に与える影響」(終了)
人・自然・地球共生プロジェクト(終了)

Data

Link


2017.02.03-02.04
【集会】Cyclone and Storm Workshop「低気圧と暴風雨に係るワークショップ2017」が伊都キャンパス(ウエスト1号館)で開催されました
2016.10.06-10.07
【集会】「激甚化する台風・爆弾低気圧起源の災害ハザード予測研究」ワークショップ2016が伊都キャンパス(ウエスト1号館)で開催されました
2016.09.03-09.04
【集会】「気候システム研究集会2016」が長崎市(長崎大学環境科学部)で開催されました
2016.07.01
【着任】テクニカルスタッフの松本昌巳さんが流体圏・宇宙圏科学講座(気象学・気候力学分野)に着任しました
2016.06.21
【講演】梶川義幸氏(理化学研究所計算科学研究機構)の地惑教室談話会(2016年度第1回)が伊都キャンパス(ウエスト1号館)で開催されました
2016.03.07
【集会】異常気象分析検討会(「2015/16年冬の天候の特徴とその要因」等について)が気象庁で開催されました
2016.03.05
【集会】日本気象学会第37回九州支部発表会が九大伊都キャンパスで開催されました
2015.11.12-11.13
【講義】榎本剛先生(京都大学防災研究所)の大学院集中講義と地惑教室談話会が伊都キャンパス(ウエスト1号館)で開催されました
2015.10.01
【移転】私達の研究室MCDLは伊都キャンパス(新キャンパス)ウエスト1号館A棟6階に移転しました
2015.09.11-09.12
【集会】「気候システム研究集会2015」が鹿児島市(鹿児島大学水産学部)で開催されました
2015.08.01
【講義】「受験生のための地球惑星科学科1日体験入学」が箱崎キャンパス(理学部本館)で開催されました
2015.04.01
【変更】姉妹研究室の名称変更に伴い、本研究室の名称も「対流圏科学」研究室から「気象学・気候力学」研究室(Meteorology and Climate Dynamics Laboratory: MCDL)に変更となりました
2015.03.07
【集会】一般公開シンポジウム「気候系のhot spot」が東大先端研で開催されました
2015.03.07
【表彰】日本気象学会第36回九州支部発表会(鹿児島)で本田 匠君(対流圏科学研究室博士課程3年)が支部奨励賞を受賞しました
2015.02.27
【更新】公開中の「九州大学爆弾低気圧情報データベース」に新しい種類の図や「最近の研究から」「用語解説」等を追加しリニューアルしました
2015.02.23
【集会】「2014/15年冬の大気循環場の特徴について」異常気象分析検討会(定例会)が気象庁で開催されました
2015.02.01
【報道】日本経済新聞の日曜版「ナゾ謎かがく」に低気圧の急発達に関する研究成果が紹介されました
2014.11.17-19
【集会】「急発達する低気圧の実態・予測・災害軽減に関する研究集会」が京大防災研で開催されました
2014.10.21
【集会】2014年度日本気象学会秋季大会(福岡)でスペシャル・セッション「日本の豪雨・豪雪と黒潮」が開催されました
2014.09.27-09.28
【集会】「気候システム研究集会2014」が福岡(休暇村志賀島)で開催されました
2014.05.21
【集会】2014年度日本気象学会春季大会(横浜)で専門分科会「モンスーン・熱帯気象研究の新たなブレイクスルーを目指して -村上多喜雄先生追悼特別セッション-」が開催されました
2014.05.01
【採用】平田英隆君(対流圏科学研究室博士課程1年)が日本学術振興会特別研究員-DC1に採用されました
2014.03.05
【更新】公開中の「九州大学爆弾低気圧情報データベース」にエクスポート機能等を追加しリニューアルしました
2014.03.04
【集会】「2014年2月の関東甲信の記録的大雪について」異常気象分析検討会(定例会)が気象庁で開催されました
2014.03.01
【表彰】日本気象学会第35回九州支部発表会(福岡)で平田英隆君(対流圏科学研究室修士課程2年)が支部奨励賞を受賞しました
2014.01.09-01.27
【観測】M1の吉住蓉子さんほか院生5名が種子島のゾンデ観測(RAIJIN共同プロジェクト)に参加しました
2013.10.16
【着任】学術研究員のAnitha Kumariさんが流体圏・宇宙圏科学講座(対流圏科学分野)に着任しました
2013.08.24-10.09
【観測】JAMSTECの「みらい北極航海2013」に鳥羽瀬世宇君(対流圏科学研究室修士課程1年)が参加しました
2013.09.28-09.29
【集会】「気候システム研究集会2013」が島原(共同研修センター)で開催されました
2013.09.15
【報道】日本経済新聞の記事「黒潮大蛇行が気象変える」に研究成果(Hayasaki et al. 2013)が紹介されました
2013.09.04
【集会】「爆弾低気圧がもたらす気象・海象災害の軽減に係るワークショップ」が箱崎キャンパス(21世紀交流プラザⅡ)で開催されました
2013.09.02
【集会】「2013年夏の日本の極端な天候について」異常気象分析検討会(臨時会)が気象庁で開催されました
2013.08.08
【表彰】対流圏科学研究室OBの山崎 哲君が山本・正野論文賞(日本気象学会)を受賞しました
2013.08.03
【講義】「受験生のための地球惑星科学科1日体験入学」が箱崎キャンパス(理学部本館)で開催されました
2013.06.07-06.10
【観測】院生2名が東シナ海黒潮周辺の大気海洋相互作用の観測航海レグ2(那覇→長崎)に参加しました
2013.05.27-05.30
【観測】院生,学部4年生の計5名が東シナ海黒潮周辺の大気海洋相互作用の観測航海(長崎丸)に参加しました
2013.05.11
【集会】伊藤久徳先生の退職記念祝賀会がタカクラホテル福岡(福岡市中央区)で開催されました
2013.03.08
【講義】伊藤久徳先生の最終講義が箱崎キャンパス中央図書館視聴覚ホール(15:30開始)で開催されました
2013.03.02
【表彰】日本気象学会第34回九州支部発表会(長崎)で栃本英伍君(対流圏科学研究室博士課程3年)が支部奨励賞を受賞しました
2013.02.28
【募集】流体圏・宇宙圏科学講座対流圏科学分野では学術研究員を募集しています(詳細はこちらです)
2013.01.08
【表彰】対流圏科学研究室OBの吉田健二君の論文(Yoshida and Itoh 2012)が気象集誌論文賞を受賞しました
2012.12.20-12.31
【観測】新潟県柏崎市でビデオゾンデとHYVISを用いた冬季北陸地方の雪雲の集中観測(共同プロジェクト)を実施しました
2012.10.01
【公開】「九州大学爆弾低気圧情報データベース」の正式運用を開始しました
2012.08.27
【表彰】台風セミナー2012(気仙沼)で平田英隆君(対流圏科学研究室修士課程1年)がポスター優秀賞を受賞しました
2012.08.25
【講義】2012年度日本気象学会九州支部第12回気象教室「気象と気候を予測する」が福岡市で開催されました
2012.08.09
【公開】データベース項目に「平成24年7月九州北部豪雨」,「黒潮続流梅雨期集中観測」のリンクを貼りました
2012.08.04
【集会】九州大学オープンキャンパス(理学部地球惑星科学科)が開催されました
2012.06.30-07.09
【観測】院生3名が黒潮親潮続流域の大気海洋相互作用の観測航海(3隻GPSゾンデ同時観測)に参加しました
2012.06.06
【公開】「爆弾低気圧情報データベース」の暫定的な運用を開始しました
2012.05.23
【集会】日本地球惑星科学連合大会2012(幕張メッセ)で国際セッション「Extratropical air-sea interaction and Earth climate」が開催されました
2012.05.13
【集会】九大百年祭(伊都祭2012と同時開催)が伊都キャンパスで開催されました
2012.04.16
【公開】流体圏・宇宙圏科学講座/対流圏科学分野のウェブサイトとして運用を再開しました。まだリンク先など不完全ですが今後フォーマットを統一していく予定です
2012.03.30
【集会】2012年度日本海洋学会春季大会(つくば)でシンポジウム「黒潮・親潮とその続流域での海洋変動と大気海洋相互作用」が開催されました

■中緯度大気海洋相互作用の謎に挑む

黒潮・黒潮続流は低緯度海域から多量の熱を輸送しており、東アジアモンスーンとの相互作用によって海面から多量の熱・水蒸気が大気へ供給され、災害をもたらす様々な大気擾乱が日本付近で発生・発達しています。 このようなアジア大陸東岸における大規模大気海洋相互作用は世界的にみても稀有な現象であるにも関わらず、 多くの謎に包まれています。私たちはAll Japanの体制でそれらの謎の解明に取り組んでいます(写真は集中観測(勢水丸)に 参加した各大学の学生達)。

新学術領域研究「(略称)中緯度海洋と気候」ホームページLinkIcon

■大気・海洋分野の大学間交流(InterUniversity@Kyushu)

「気候システム研究集会」は、主として九州地区の大学において大気や海洋を研究している学生が、互いに研究発表し、草の根交流を深めることによって、視野を多角的に広げ、研究のモチベーションを上げて、活発な意見交換を進めることを目指し ています。一緒に海洋・気象観測をする機会もあったりします。2013年度@島原では5大学、2014年度@福岡では4大学、2015年度研究集会@鹿児島では鹿児島大、熊本大、長崎大、福岡大、九州大の5大学が参加しました。

■深刻な気象・海象災害をもたらす「爆弾低気圧」

冬季東アジアモンスーンと西岸境界流が交差する日本近海では総観規模擾乱の活動が活発であり、擾乱の中でも急速な気圧低下を示す温帯低気圧は通称、爆弾低気圧と呼ばれています。爆弾低気圧は個別の災害(高波、強風、大雪、竜巻等)発生の背景として指摘されてきましたが、研究が十分ではありません。 深刻な災害をもたらす爆弾低気圧活動の実態とその変動機構を解明し、爆弾低気圧起源の災害発生プロセスの特性を明らかにすることを目指しています。

「九州大学爆弾低気圧情報データベース」ホームページLinkIcon

■日本の暖冬少雪と豪雪

地球温暖化と関連して、日本は長期的な暖冬・少雪傾向が続いており、北信越地方に深刻な雪氷災害をもたらした平成18年豪雪を忘れてしまった人も多いと思います。極端な冬はどのようなメカニズムで生じるのでしょうか。良く言われているエルニーニョ現象はどのように日本の冬の異常天候と関連しているのでしょうか。しかし、関連性は指摘されていても、その理由は曖昧できちんとした説明がなされていません。その問題に真正面から取り組んだのが本研究です。

米国地球物理学連合学会誌(JGR-Atmospheres)LinkIcon