本データベースは、北西太平洋で発生・発達する熱帯低気圧(台風)ならびに日本近海で急発達する温帯低気圧(爆弾低気圧)に関連する気象・災害情報を提供しています
- メガストーム情報データベースは、「台風情報データベース」と「爆弾低気圧情報データベース」の二つのデータベースから構成されています。メガストームという呼称については「メガストームとは」の項目を参照してください。
- データベースでは、年・月や期間を指定して台風や爆弾低気圧を検索することができます。検索されたデータは地図上に投影され、必要に応じて地図の縮小・拡大や移動ができます。また、簡単な統計グラフやトップ10などのランキングも見ることができます。
- 台風や爆弾低気圧の発達経路に関連して、日本周辺の天気図(海面更正気圧の空間分布)を6時間間隔で表示しています。気象庁55年長期再解析(JRA-55)のデータを主に使用しています。
- 気象衛星の赤外画像も6時間間隔で併せて表示しています。赤外画像は高知大学気象情報頁提供の画像データを使用しています。利用許諾につきましては高知大学教育研究部自然科学系教授の菊地時夫博士のご厚意に感謝申し上げます。
- 気象庁地域気象観測システム(AMeDAS:アメダス)による気象観測データから、6時間間隔で日本全国の降水量、風向・風速の空間分布を表示しています。台風や爆弾低気圧が日本各地の天候にどのような影響を与えているのかを調べることができます。
- 対流圏下層の850hPa面の水平風速分布図も6時間間隔で表示しています。850hPa面はおよそ1.5kmの高さになります。台風や爆弾低気圧に伴う暴風域や強風域の推移を大雑把に把握することができます。暴風域・強風域の大きさやその時間発展について両ストーム間で大きな違いがあります。
- 台風では「可降水量分布図」、爆弾低気圧では「310K等温位面の渦位分布図」も6時間間隔で併せて表示しています。詳細については各データベースの用語解説のページをご覧ください。
- 台風や爆弾低気圧が直接的あるいは間接的な原因となって生じた気象・海象災害や極端な気象の情報を表示します。 各地方自治体の災害情報も含めて様々なソースから必要と思われるデータを抽出して簡潔な形で情報を表示しているため、国内の被害規模を大まかに把握することができます。被害規模や地理的範囲についても両ストーム間でかなりの違いがあります。なお、正確かつ詳細な災害情報については、国土交通省「災害・防災情報」や消防庁「災害情報」などのオリジナルデータを閲覧してください。
- 個々の爆弾低気圧の発生位置・移動経路・中心気圧・最大発達率などの情報はCSV形式でダウンロードできます。 期間を指定して検索した複数の低気圧データの一括ダウンロードも選択できます。なお、台風経路等のデータについては気象庁が作成したRSMC Best Track Dataに基づいているため、本データベースからはダウンロードできません。詳細については気象庁ホームページを閲覧してください。
- データの利用は自由ですが、本データベースを利用して教育・研究等の発表や調査報告をする場合には、引用元である九州大学「メガストーム情報データベース(http://fujin.geo.kyushu-u.ac.jp)」を明記してください。