トップページ爆弾低気圧データ2003年10月13日発生の低気圧

爆弾低気圧データ
2003年10月13日発生の低気圧

発生日時: 持続時間:
最大発達率: 1.06(47.5N, 160.0E) 最低中心気圧:
経路
アメダス
850hPa風速

hPa(N,E)

最大発達率1.06の地点

 
天気図
衛星写真
310K渦位
災害情報
[被害情報]
 2003年(平成15年)10月13日に東北地方の東海上で発生した低気圧は、北東に進みながら急速に発達し、関東甲信地方では、大気の状態が不安定となった。この低気圧による断続的な激しい雨と突風の影響で、少なくとも2都県で死者を含む人的被害や住家被害が発生した。
①茨城県では、神栖町で10月13日に金属製造工場の屋外に設置してされた、天井クレーン3台が突風などの影響を受け逸走し、レール端部から落下する事故が発生した。この事故の影響で、作業員1名が死亡、9名が負傷したとみられる。同日、強風・大雨により、死者・不明者2名、負傷者7名の人的被害が生じた。
②東京都では、10月13日に新宿区、世田谷区等で床下浸水206棟、床上浸水139棟の計345棟の浸水被害が発生した。

[気象・海象状況]
 この低気圧の影響で、10月13日に東京都で最大1時間降水量57.5 mm、最大10分間降水量19.0 mmを観測した。