爆弾低気圧データ
2013年12月27日発生の低気圧
発生日時: |
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持続時間: |
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最大発達率: |
1.90(46.2N, 151.2E) |
最低中心気圧: |
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- 経路
- アメダス
- 850hPa風速
- 天気図
- 衛星写真
- 310K渦位
- 災害情報
[被害情報]
2013年(平成25年)12月27日に関東の東方海上で発生し、北東進しながら千島列島付近で急激に発達した低気圧の影響で、少なくとも6道県で人的被害、交通障害、ライフラインの障害などが発生した。
①北海道では、列車60本が運休、航空機2便が欠航フェリー12便が欠航する交通障害が生じた。約720戸が停電するライフライン障害が生じた。
②青森県では、27日に航空機2便が欠航する交通障害が生じた。
③秋田県では、JR五能線で6本が運休する交通障害が生じた。
④山形県では、28日に航空機1便が欠航する交通障害が生じた。
⑤長野県では、29日に負傷者2名の人的被害が生じた。
⑥島根県では、JR山陰本線で14本が運休、木次線の一部区間で運休、航空機1便が出発地へ引き返しする交通障害が生じた。約8,300戸で停電するライフライン障害が生じた。
[気象・海象状況]
この低気圧の影響で、気圧配置は強い冬型となり、広い範囲で風が強まり、雪となった。27日に秋田県八森で最大風速21.3 m/sを記録し、観測史上1位の記録と並んだ。同日に兵庫県兎和野高原で一日の降雪量が58 cmを記録し、12月の記録を更新した。28日には福島県金山で降雪量60 cmを記録するなど、日本海側から北日本の太平洋側で雪となった。またオホーツク海から日本の東方海上にかけて大しけとなり、29日には北海道上ノ国で最大波高11.03 mを記録した。