爆弾低気圧データ
2017年12月24日発生の低気圧
発生日時: |
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持続時間: |
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最大発達率: |
2.04(47.5N, 147.5E) |
最低中心気圧: |
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- 経路
- アメダス
- 850hPa風速
- 天気図
- 衛星写真
- 310K渦位
- 災害情報
[被害情報]
2017年(平成29年)12月24日に黄海で発生し、北東進しながら急速に発達した低気圧の影響で、少なくとも1道2県で人的被害、建物被害、交通障害、ライフラインの障害などが発生した。
① 北海道では、強風にあおられて転倒するなどの人的被害(負傷11人)、屋根が飛ばされるなどの建物被害、フェリー及び航空機の欠航、鉄道の運休(135本)、国道等の通行止めなどの交通障害、停電などのライフラインの障害が発生した。
② 青森県では、強風にあおられて転倒するなどの人的被害(負傷2人)、屋根が飛ばされるなどの建物被害、鉄道の運休などの交通障害が発生した。
③ 秋田県では、屋根が飛ばされるなどの建物被害、鉄道の運休などの交通障害が発生した。
[気象・海象状況]
この低気圧の影響で、25日の北海道では、最大風速が初山別25.0 m/s、紋別小向23.0 m/sでいずれも観測史上1位を更新し、宗谷岬29.5 m/sなど38地点で12月の極値を更新した。さらに最大瞬間風速は新篠津32.7 m/sなど7地点で観測史上1位を更新し、羅臼38.1 m/sなど45地点で12月の極値を更新した。また岩手県では25日に最大瞬間風速が遠野28.5 m/sなど6地点で12月の極値を更新し、他に複数の県で最大風速、日降水量などの12月の極値が更新された。