台風データ

発生日時: 持続時間:
最大発達率: N, E) 最低中心気圧:
経路
アメダス
850hPa風速

hPa(N,E)

最大発達率の地点(

 
天気図
衛星写真
可降水量
台風の特徴
2012年(平成24年)8月20日にマリアナ諸島近海で発生した台風15号(Bolaven)は、発達しながら西北西へ進み、24日以降北寄りに進路を変え急発達し、25日には南大東島の南海上を非常に強い勢力で通過した。26日午後に沖縄本島を通過した後、東シナ海を北北西に進み、28日に朝鮮半島に上陸、29日に温帯低気圧に変化した。
災害情報

[被害情報]

この台風の影響により、少なくとも2県で人的被害、住宅被害などが発生した。

①鹿児島県では、死者1名、住宅全壊9棟、半壊41棟、一部損壊731棟、床上浸水5棟、床下浸水105棟の被害が生じた。またライフライン障害として、県内約5万戸で停電となった。

②沖縄県では、負傷者7名の人的被害が発生した。住宅被害として、全壊・半壊が合わせて5棟、浸水被害30棟が生じた。ライフライン被害として、県内約2万戸が停電した。

[気象・海象状況]

鹿児島県沖永良部で25日から28日にかけての期間降水量が622.5mに達した。8月26日に沖永良部では最大瞬間風速42.7m/s、27日に鹿児島県古仁屋では極値を更新する同44.2m/sを観測した。鹿児島県伊仙町では、8月27日に1時間降水量が65mm、日降水量が414.5mmを記録し、いずれも8月の極値を更新した。また沖縄県名護では、歴代2位の記録となる最低気圧934.3hPaを8月26日に観測した。