台風データ

発生日時: 持続時間:
最大発達率: N, E) 最低中心気圧:
経路
アメダス
850hPa風速

hPa(N,E)

最大発達率の地点(

 
天気図
衛星写真
可降水量
台風の特徴
2015年(平成27年)7月13日午前にマーシャル諸島の北東海上で発生した台風第12号(HALOLA)は、発達しながら西進し、17日に熱帯低気圧へと変化した。その後、20日に再び台風となり、西北西に進んだ。25日には沖縄県に接近して進路を北に変えて進み、26日に長崎県に上陸した後、夜に熱帯低気圧へと変化し消滅した。
災害情報

[被害情報]

台風第12号の影響で、少なくとも3県で人的被害や建物被害が発生した。

①長崎県では、軽傷者1名の人的被害が発生した。

②熊本県では、軽傷者1名の人的被害が発生した。

③鹿児島県では、一部破損1棟、床上浸水4棟、床下浸水28棟、非住家被害5棟の建物被害が発生した。

[気象・海象状況]

21日には、鹿児島県諏訪之瀬島で1時間降水量98.5 mm、鹿児島県中之島で日降水量310.5 mmを観測した。22日には、鹿児島県佐多で1時間降水量85.0 mmを観測した。23日には、長野県御嶽山で1時間降水量46.5 mmを観測し、7月の1位を更新した。24日には、沖縄県北大東で最大風速20.6 m/s、最大瞬間風速30.3 m/sをそれぞれ観測した。25日には、4地点で日降水量が100.0 mmを超え、鹿児島県伊仙では日降水量347.5 mm、1時間降水量114.5 mmを観測し1時間降水量の観測史上1位を更新した。また、鹿児島県喜界島で最大風速17.4 m/sを観測して7月の1位を更新した他、沖縄県南大東で最大風速31.7 m/s、最大瞬間風速43.7 m/sをそれぞれ観測した。海上では、沖縄近海で有義波高6.0 mを、九州の南海上で有義波高4.0 mを超えた。26日には、2地点で日降水量が100.0 mmを超え、4地点で最大風速と最大瞬間風速の7月の1位を更新した。また、九州の南海上では有義波高6.0 mを超えた。