台風データ

発生日時: 持続時間:
最大発達率: N, E) 最低中心気圧:
経路
アメダス
850hPa風速

hPa(N,E)

最大発達率の地点(

 
天気図
衛星写真
可降水量
台風の特徴
2020年(令和2年)8月22日,沖縄の南で発生した台風第8号(BAVI)は北東へ進み,沖縄県に接近した。その後東シナ海を北へ進み,27日に朝鮮半島に上陸した。その日の午後には温帯低気圧に変わった。
災害情報

[被害情報]

この台風や前線の影響で,少なくとも1県で住家被害,インフラ障害,交通障害などが生じた。

①沖縄県では住家被害として少なくとも床上浸水11棟,床下浸水5棟が確認された。またインフラ障害として6700戸で停電が発生した。交通障害としては船舶や航空便の欠航が発生し,道路冠水による国道の通行止めも発生した。その他各地で土砂崩れが起こり,塀の崩落等が発生した。

[気象・海象状況]

台風が接近した沖縄県では風が強まり,22日には石垣島で最大風速25.0 m/s,最大瞬間風速34.6 m/s,24日には久米島町北原で最大風速27.8 m/s,最大瞬間風速36.5 m/sを観測した。雨も強まり,沖縄県多良間村仲筋では22日に時間雨量50.0 mm,日降水量218.5 mm,宮古島市城辺では23日に時間雨量65.0 mm,23日の13時ごろまでの24時間に256.0 mmの雨量を観測した。その後も28日ごろまで台風に向かって暖湿気が南から流れ込み,太平洋側を中心に局地的に雨が強まった。一方風下側の日本海側ではフェーン現象で気温が上昇した。福岡県太宰府市と糸島市前原ではいずれも観測史上2位の記録となる38.5℃を観測した。